エジプシャウマン

エジプシャンマウは、古代エジプトの壁画や美術品に描かれた古い種類の猫と伝えられていますが、定かではありません。近代になって小さな頭の形とすらりとした体型、独特の模様が良く似た猫がエジプトで発見され、ヨーロッパに持ち込まれて繁殖された後、アメリカにわたって固定化されたと伝えられています。

エジプシャンマウは小さめで三角形に近い頭部に、大きめの耳は間隔が広くついており、グースベリーグリーンと名付けられた独特の緑色の大きなアーモンド形の目をしています。頭部は平坦で、三角形よりもわずかに丸みを帯びた顔をしています。目はアーモンド型で大きく、耳の付け根に中型サイズですが手足も胴体もすんなりと長いセミフォーリンタイプです。手よりも足が長いため、つま先立ちのような優雅な歩き方をしますが、実は非常に優秀なアスリートで、走る時のスピードは時速50kmにもなります。標準的な体重は2.5kg~6kg程度とされています。