犬種:サモエド
性別:♀
生年月日:2026/02/21
血統書:有り

サモエドはロシア・ネネツ自治管区を中心としたサモエード族が古くから共生してきた地犬との見解が広く知られる。3000年以上にわたって飼育されてきた原始犬に近い犬種である。中央シベリアのツンドラ地帯で暮らすサモエード族のもと、トナカイの番やカモシカ狩り、そり引きなどに用いられていた。人とともに屋内で眠ることもあり、暖房代わりにもされていたという。20世紀初頭からイギリス人繁殖家による本格的な改良が始まった。純白に輝く被毛と均整の取れたボディは人気を博し、当初は存在した黒やタンといった毛色は淘汰され、ホワイト系が主流となった。
最暖月平均気温が10℃未満という極寒の地でそりの牽引(けんいん)、トナカイの警護などに重用されてきたことからもわかるように、極寒に耐えるのに適した皮下脂肪と豊富な体毛を備えており、優れた耐寒性と激しい作業に耐えうる強靭な体力・持久力を持つ。また、極地探検では、体格に比して粗食である点が評価された。体高より体長がやや長い体型は筋肉質で骨量に富んでいるが、たいへんコンパクトで、動きは機敏である。体高は48〜60センチメートル、体重は16〜29キログラム。厚い被毛は、よく立った上毛とやわらかく密生した下毛のダブルコートで、耐寒性に優れており、毛色は、純白、白、ビスケット、クリームなどがある。
サモエドはそり犬だったため、運動欲求が強くスタミナがある。エネルギーが充分に消費されないとストレスをためてしまうことがあるので、毎日、朝晩30分以上の散歩を欠かさないようにする。散歩のほかに、ドッグランで思いきり走らせる時間も必要。ただし運動をさせる際には、暑さと関節の負荷に充分に注意する。